真言宗霊雲寺派 長崎山清水寺
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 清水寺本堂(国指定重要文化財)
長崎山清水寺は元和9年(1623年)、京都音羽山清水寺の僧慶順によって 開創されました。
現在の本堂は寛文8年(1668年)に唐商何高材により建立されたもので、日本の様式に当時の中国様式(黄檗様式)を取り入れた長崎ならではの 建築様式となっています。
昭和57年にはその歴史的価値が認められ、長崎県の有形文化財に指定されました。

建立当時の本堂は今の内院に当たる部分(祈願者が入る本堂内部の部分) だけでしたが、その後、その内院を中心にお参り所などが増設されました。
平成22年、平成の大修理により文政7年(1887年)頃の姿に復元され国の重要文化財(建造物)に指定されました。

 厨子(国指定重要文化財)
本堂内陣須弥壇中央の厨子は桁行5尺、梁間2.5尺の一間厨子で、全体を漆塗り、内部を金箔押とし、屋根は入母屋造の本瓦形板葺です。 内部には本尊の千手観音菩薩像を安置し、製作年代は正面琵琶板の墨書銘より延宝二年であることが判明しています。
 重建清水寺紀縁 石碑(国指定重要文化財)
寛文8年(1668)に福建省出身の何高材と息子の兆普、兆有によって着手された本堂再建の造営。その成就を祈念して立てられた「重建清水寺紀縁」石碑は、現在も本堂の背面に現存し国指定重要文化財の一部となっています。
 不動明王三童子像(国指定重要文化財)
13世紀前半(鎌倉時代)の作と考えられている軸装の仏画で、縦2.78m、 幅1.29mの絹布に、海中の岩座に立ち正面を見据える不動明王と三童子を 描いています。
不動明王図としては国内最大級の大きさで、平成2年に国の重要文化財に指定されました。
現在、長崎県立美術館に保存を依頼しております。
 御朱印船絵馬(長崎市指定有形文化財)
博多から長崎に来て長崎代官として活躍した末次平蔵の仕立てた御朱印船の 絵馬であり、寛永11年(1634年)、当寺に奉納されたものです。
当時の朱印船を写実的に描いたものとして貴重であり、昭和50年9月に発行 された郵便切手「船シリーズ・朱印船」のモデルになりました。
「末次船絵馬」として、長崎市有形文化財に指定されており、現在長崎歴史文化 博物館に展示されています。
 鐘楼と梵鐘(長崎市指定有形文化財)
寛永19年(1642年)、京都三条釜座伊豆守藤原朝臣真次が鋳造し、博多の豪商伊藤小左衛門尉吉次より寄進された梵鐘が納められています。
戦時中の金属回収も免除され、長崎に現存する日本の梵鐘では最古のもので、昭和51年に長崎市の有形文化財に指定されました。
鐘楼は明治10年(1877年)に宝樹山現応寺(現八坂神社)より移築されたものです。



長崎山清水寺 〒850-0831 長崎県長崎市鍛冶屋町8-43 Tel.095-823-3319
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