真言宗霊雲寺派 長崎山清水寺
清水寺について 清水寺の縁起 清水寺の歴史
境内のご案内 清水寺の境内 清水寺の文化財
御祈祷のご案内
年中行事
よくあるご質問
交通のご案内
清水寺よりお知らせ
ご縁(リンク集)


清水寺について


PHOTO
ホーム > 清水寺について
長崎山清水寺の起源は元和9年(1623)、江戸時代に遡ります。京都音羽山清水寺光乗院の僧侶、慶順が全国巡錫に立ち、辿り着いた長崎の地で創建しました。

長崎にわたってきた時、慶順が携えていたのが、京都清水寺内に安置されていた千手観音像です。

大きさは京都清水寺本尊の10分の1、清水型といわれる二臂(腕)を頭上に掲げる独特の姿の千手観音像は、長崎清水寺の本尊として奉安されました。

慶順僧都
建立当初の本堂は現在のお参り所にあたる部分はなく、その奥にある内陣(現在祈願を受けるためにあがるところ)だけの簡素なものでしたが、創建から4年後の寛永4年(1627)には長崎奉行や島原藩主らの支援を受け、京都清水寺を模した本堂が建立されました。

大正12年撮影(長崎大学附属図書館所蔵)

その後も、長崎山清水寺への奉納や寄進が絶えることはなく、中でも南京(中国)から長崎までの荒海を往来した貿易商人や貿易船からの航海安全を祈願する寄進の多さは、長崎と中国との深いつながりの歴史を今に伝えています。
長崎山清水寺では平成17年から平成22年まで5年の歳月をかけ本堂の大復元が行われました。文久2年(1862)当時の姿に復元された本堂は国の重要文化財に指定され、一部の仏像や扁額、絵様なども当時の鮮やかな色彩に蘇りました。



長崎山清水寺 〒850-0831 長崎県長崎市鍛冶屋町8-43 Tel.095-823-3319
Copyright (C) CHOUKISAN KIYOMIZUDERA. All Rights Reserved.